デザインを知るための10の質問 vol.10
2008/11/25
学生が卒業・修了制作に一生懸命取り組んでいるのを見て、2月のデザイン展が楽しみなシモサカです。
デザイン展については、また後日、詳しい日程が決まったらお知らせいたします。
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第10回の今日は、主にイラスト技法やキャラクターデザイン科目を担当している関根先生の登場です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいです
【デザインを知るための10の質問】
回答者:関根先生
Q.01:デザインとは何ですか?
A:一言でいうなら“メッセージ”だと思います。
遠い昔の人達も、壁画を描くことで、メッセージを伝えようとしていたのは、イラストの原点のような気がします。
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:(1)ピンチをチャンスと思えるポジティブ精神で、何でも吸収しようとすることです。 (2)聞くより、見るより、体験することです。 (3)何より楽しむこと!です。
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:見ただけで納得させられてしまう作品だと思います。
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:まずはやってみることだと思います。
頭でっかちにならず、手を動かしながら考えること→失敗してみること→なぜ失敗したのか考えること→それを活かしていくことだと思います。
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:自分が納得いかないものを出さないこと。その危うさが、見た人にも伝わってしまいます。
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:作品の説明(ビジュアル以外の言葉(コンセプト))で納得させてしまうことだと思います。
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:うぅ〜ん…。答えが出ませんでした。自分でも考え中です。
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:デザイン=〔自分〕<〔他人〕
アート=〔自分〕>〔他人〕
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:富士通さんの社内プレゼン用イラストを担当したことが一番印象に残っています。打ち合わせに参加させて頂いたことが本当に幸せでした!
内容は、トップの人達7、8人が「今後の世界はこうなっていく。その未来の問題点と、その問題に対して富士通では何を提供できるのか?」をテーマとした討議でした。その中で未来を具体的、現実的に聞かせていただいたことと、その内容をイラストに起こしていく際に、見たことのない、見ることのできない未来を想像して(でも現実的に)イラストにおこしていくことが、とても新鮮で楽しかったことを覚えています。(そして作品点数、スケジュールも大変だったことは忘れられません…。)
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:傘は素晴らしい…というよりも、ずっと気になっているデザインの一つです。
というのも、傘一つでは雨は防ぎきれませんよね?でもずっと昔からあのデザインが変わらないのは、あれが雨を防ぐ究極の形なのかな?と思うと、気にならずにはいられません。
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!
デザイン展については、また後日、詳しい日程が決まったらお知らせいたします。
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第10回の今日は、主にイラスト技法やキャラクターデザイン科目を担当している関根先生の登場です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいです
【デザインを知るための10の質問】
回答者:関根先生
Q.01:デザインとは何ですか?
A:一言でいうなら“メッセージ”だと思います。
遠い昔の人達も、壁画を描くことで、メッセージを伝えようとしていたのは、イラストの原点のような気がします。
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:(1)ピンチをチャンスと思えるポジティブ精神で、何でも吸収しようとすることです。 (2)聞くより、見るより、体験することです。 (3)何より楽しむこと!です。
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:見ただけで納得させられてしまう作品だと思います。
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:まずはやってみることだと思います。
頭でっかちにならず、手を動かしながら考えること→失敗してみること→なぜ失敗したのか考えること→それを活かしていくことだと思います。
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:自分が納得いかないものを出さないこと。その危うさが、見た人にも伝わってしまいます。
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:作品の説明(ビジュアル以外の言葉(コンセプト))で納得させてしまうことだと思います。
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:うぅ〜ん…。答えが出ませんでした。自分でも考え中です。
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:デザイン=〔自分〕<〔他人〕
アート=〔自分〕>〔他人〕
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:富士通さんの社内プレゼン用イラストを担当したことが一番印象に残っています。打ち合わせに参加させて頂いたことが本当に幸せでした!
内容は、トップの人達7、8人が「今後の世界はこうなっていく。その未来の問題点と、その問題に対して富士通では何を提供できるのか?」をテーマとした討議でした。その中で未来を具体的、現実的に聞かせていただいたことと、その内容をイラストに起こしていく際に、見たことのない、見ることのできない未来を想像して(でも現実的に)イラストにおこしていくことが、とても新鮮で楽しかったことを覚えています。(そして作品点数、スケジュールも大変だったことは忘れられません…。)
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:傘は素晴らしい…というよりも、ずっと気になっているデザインの一つです。
というのも、傘一つでは雨は防ぎきれませんよね?でもずっと昔からあのデザインが変わらないのは、あれが雨を防ぐ究極の形なのかな?と思うと、気にならずにはいられません。
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!