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デザインを知るための10の質問 vol.9

今日は素晴しい秋晴れですね。
紅葉を見に行きたいと思いつつ、まだ出かけられていないシモサカです。
皆さんは秋散歩に出かけましたか?
四季をしっかり感じることも、創作につながります。
どんどん外に出かけましょう!
 
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第9回の今日は、主に商品企画や著作権科目を担当している佐藤先生の登場です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいですicon:face_smile
 
 
【デザインを知るための10の質問】
回答者:宮田先生
 
Q.01:デザインとは何ですか?
A:物事の意味を考え、制作者が意志や心情をカタチづけたもの。
 
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:物事の本質を見抜こうとする姿勢。考えをカタチづける作業をするなかで、対象となるモノについて熟考する課程がデザインワークの中で大切。
 
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:デザインの使い手に対象物の意味や本質が伝わってくるデザイン。デザイナーの意図や狙いといったものをまったく意識させることのない、デザインされていることすら感じさせないデザイン。
 
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:自分の感じた心の動きに敏感になり、なぜそのように感じたのかを考え抜くこと。映画をみたり、音楽を聴いたりして感じた自分の感情について、何故なのか論理的に解釈できるとイメージの具現化がし易くなる。
 
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:考えて考えて考え抜くこと。本当にそれでいいのか、自分の中で妥協していることはないか常に自問自答すること。
 
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:誰かを傷つけたり、欺いたりすることがなければこれといった反則はない。
 
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:デザインとはそもそも、何かからインスパイアされることが多く、真似とオリジナルの線引きは困難。デザインする上で真似ることは、必ずしもマイナスの要素ではない。
 
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:創造のスタート地点が内発性なのか外発性なのか。デザインは基本的には外的要因から始まる場合が多い。
 
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:初めて作った広告。何度もダメだしをされながらやっとのことで納品できたときに、クライアントの担当者からねぎらいの言葉をかけられ思わず泣きそうになった。 
 
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:イデオロギーは別として、国旗としての日の丸のデザイン。白地に赤という色感と四角の中に絶妙な大きさで配置された丸。宮田藍堂先生の受け売りではあるが、シンプルな形と色の組み合わせでありながら秀逸。
 
 
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!
 
 
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