デザインを知るための10の質問 vol.7
2008/10/16
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋とイロイロありますが、NCADもイロイロな秋があります。
が、最近はCGデザイン科による<産学共同プロジェクト>に注目のシモサカです。
TeNY『シネマれびゅー』のオープニングCGを制作担当したり、ホンダCARS新潟さんのTV-CM制作を手掛けたりと目が離せません。
詳しくは、コチラをクリックして『TV-CM制作大詰め!!』と『いよいよ放送!』の記事をお読みください。
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第7回の今日は、そのCGデザイン科をメインに受け持ち、主に3D-CGやCGムービー科目を担当している畑野先生の登場です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいです
【デザインを知るための10の質問】
回答者:畑野先生
Q.01:デザインとは何ですか?
A:生活をちょっと幸せにしたり豊かにしたりするアイテム。
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:想像力と創造力。そのデザインを「見るヒト」「使うヒト」の気持ちになって創造することが大切だと思っています。
そのためには、文化や政治・ニュースなども含め、教養も必要と感じます。
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:ヒトの心と記憶に残り続けるデザイン。
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:遊ぶ・楽しむ・体験する・努力する。机の前に座っていても、アイディアは出てきません。
遊んでいたり、まったりしている時、ヒントに出会えるような気がします。そんな「気付き」がうまくなるきっかけになるのではと思います。
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:自分善がりや自己満足で終わらないように気をつけます。
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:自分善がりや自己満足からスタートします。
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:デザイン制作をしていく中では、様々な資料収集をして参考にします。
何も無いところから生み出すことはほぼ無理なことだと私は思いますから、「素材をそのままくっつける」ということではなく、制作者の独自なものや独創的なものを付加して表現することでオリジナルになると考えます。
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:デザインは商業的な要素があり、クライアントや消費者について考え、目的に合わせて制作していくモノだと考えます。
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:プログラムでの制作が主流だった時に、デザイン重視で制作させてもらった「青年会議所のWebサイト」。お役所も、今では個性あふれる楽しいサイトも多いのですが、当時はまじめなものがほとんどでした。システムとしてはクリッカブルマップを活用した単純なものでしたが、カラフルでコミカルなデザインを「ITもデザインが重要」と評価してくれたクライアントの笑顔が印象に残っています。このサイトの反響で、他にも制作依頼も頂きました。
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:空と雲と光の関係(?!)
毎日、一瞬一瞬、違う表情をつく出してくれます。羊雲を1つ例に挙げても、パターンのようにも見えるけれども、自分と雲の距離によって変形していく様や夕日によって色づく様子、飛行機の中から見た真ん丸い雲の集合体…自然には様々なデザインを描く魅力があります。
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!
※他の先生の記事を読むには、画面右の『オススメキーワード』から【デザインを知るための10の質問】を選んでください
が、最近はCGデザイン科による<産学共同プロジェクト>に注目のシモサカです。
TeNY『シネマれびゅー』のオープニングCGを制作担当したり、ホンダCARS新潟さんのTV-CM制作を手掛けたりと目が離せません。
詳しくは、コチラをクリックして『TV-CM制作大詰め!!』と『いよいよ放送!』の記事をお読みください。
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第7回の今日は、そのCGデザイン科をメインに受け持ち、主に3D-CGやCGムービー科目を担当している畑野先生の登場です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいです
【デザインを知るための10の質問】
回答者:畑野先生
Q.01:デザインとは何ですか?
A:生活をちょっと幸せにしたり豊かにしたりするアイテム。
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:想像力と創造力。そのデザインを「見るヒト」「使うヒト」の気持ちになって創造することが大切だと思っています。
そのためには、文化や政治・ニュースなども含め、教養も必要と感じます。
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:ヒトの心と記憶に残り続けるデザイン。
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:遊ぶ・楽しむ・体験する・努力する。机の前に座っていても、アイディアは出てきません。
遊んでいたり、まったりしている時、ヒントに出会えるような気がします。そんな「気付き」がうまくなるきっかけになるのではと思います。
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:自分善がりや自己満足で終わらないように気をつけます。
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:自分善がりや自己満足からスタートします。
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:デザイン制作をしていく中では、様々な資料収集をして参考にします。
何も無いところから生み出すことはほぼ無理なことだと私は思いますから、「素材をそのままくっつける」ということではなく、制作者の独自なものや独創的なものを付加して表現することでオリジナルになると考えます。
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:デザインは商業的な要素があり、クライアントや消費者について考え、目的に合わせて制作していくモノだと考えます。
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:プログラムでの制作が主流だった時に、デザイン重視で制作させてもらった「青年会議所のWebサイト」。お役所も、今では個性あふれる楽しいサイトも多いのですが、当時はまじめなものがほとんどでした。システムとしてはクリッカブルマップを活用した単純なものでしたが、カラフルでコミカルなデザインを「ITもデザインが重要」と評価してくれたクライアントの笑顔が印象に残っています。このサイトの反響で、他にも制作依頼も頂きました。
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:空と雲と光の関係(?!)
毎日、一瞬一瞬、違う表情をつく出してくれます。羊雲を1つ例に挙げても、パターンのようにも見えるけれども、自分と雲の距離によって変形していく様や夕日によって色づく様子、飛行機の中から見た真ん丸い雲の集合体…自然には様々なデザインを描く魅力があります。
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!
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