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デザインを知るための10の質問 vol.2

週末に、新津美術館へ【バウハウス・デッサウ展】を観に行ってきた下坂です。
やはり、こういった展示を見ると刺激になります。
NCADの学生も、10月に授業で観に行くようです。
たくさんの刺激を受けて、今後の創作活動に活かして欲しいなと思います。
<新津美術館のサイトはコチラ>
 
さて、不定期に掲載していく【デザインを知るための10の質問】ですが、第2回の今日は、主にグラフィックデザインの実習科目を担当している田中先生です。
これを読んで『デザイン』について、少しでも知ってもらえたら嬉しいですicon:face_smile
 
 
【デザインを知るための10の質問】
回答者:田中先生
 
Q.01:デザインとは何ですか?
A:人と人とをつなぐモノ。生きていく上で欠かせないモノ。
 
Q.02:デザインをするのに必要なもの(大切なもの)は何ですか?
A:見た人の気持ちになって考える事。想う気持ち・想いやり・愛情
 
Q.03:いいデザインとはどんなデザインですか?
A:一目見て、心に伝わるデザイン。
 
Q.04:どうすればデザインがうまくなりますか?
A:常に色んなモノを見る。興味がある物事はもちろん、無い物事であっても。
 
Q.05:デザインするときに気をつけなくてはいけないことは何ですか?
A:ひとりよがりにならないこと。
 
Q.06:デザインにおける反則技とは何ですか
A:小手先だけのデザイン。
 
Q.07:どこまでが真似で、どこからがオリジナルですか?
A:手法だけそのまま真似すること。既存のモノからインスピレーションを得る事は良いと思います。そこから自分なりの表現方法を見出していければ、オリジナルになりえると思います。
 
Q.08:デザインとアートの違いは何ですか?
A:アートは自己表現を追及していく作業。デザインは目的があってそれの為に行うモノ。
 
Q.09:これまでにご自身がデザインされた中で最も印象に残っているものと、その理由を教えてください。
A:結婚式のウエルカムボード。お子さんが先に誕生したご夫婦からの依頼だったのですが、世の中に広まっている“出来ちゃった婚”という言葉が嫌で、“この子がいるから二人は永遠に結ばれた”という想いを込めて作成しました。結果、とても喜んでもらったみたいで、今でもお家に飾ってくれています。この仕事をしているとデザインは一過性のモノが多く、こうやっていつもまでも大事にしてもらえる仕事が出来ることは幸せです。 
 
Q.10:素晴しいと思うデザインの具体例(他者、あるいは自然造形?なんでも構いません)とその理由を挙げてください。
A:日本の伝統文化である“手ぬぐい”。遊び心もあって、しかもしっかりデザインされていて面白いと思います。。
 
 
いかがでしたか?
次回もお楽しみに!!!
 
 
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